試作品の白猫さん
初期に作った試作品の白猫さん。 目と口の可動はありません。
白い猫ちゃんをフェイクファーと骨組みを使って実寸大の人形に仕上げました。 大きさは平均的な猫の体長を基にしており、体格は中肉中背?になっています。 特殊な骨格にフェイクファーで作った着ぐるみ状態のネコをかぶせて、いろいろなポーズが可能なフル可動モデルになっています。 一例として 四つ足で立つ、お座り、香箱、寝転ぶ、ヨガのポーズ、お手、仰向け、後頭部を掻く など、実際のネコ同様のいろいろな姿勢をつけることができます。 首も2,3cmほどは伸びるようにしてあるので柔軟性も高くなっています。 当然、尻尾も曲げることができます。 四肢以外では、耳も動かすことができます。 このモデルではまだですが、今後は目と口を動かせるようにしていきたいです。 可動部分だけではなく、見た目にもリアルに見えるように作っています。 肉球はシリコン製でプニプニとやわらかく、見た目の質感もそれっぽくなっています。 前脚には親指、手根球もつけてあります。 指は1本ごと独立しており、先端には爪が生えています。 (グーの形になっており、指はのびません) 耳もシリコンで肉感を再現しており、特徴的な付け根の袋のようになっている部分も再現。 ヒゲはテグスを使わず、実際のヒゲに近い形状、質感の物を植えてあります。 口の中には舌もついているのですが、現在は可動しないので開けることはできません。 目はガラスドームを使用し、内部に市販のプラスチックの目を封入して質感をあげています。 白目部分もあるのでより実際の目に近い形になっています。 現状中身は市販の目玉なので、瞳孔は丸い形になっていますが、今後は瞳孔の種類も増やしていきたいです。 エコファー使用のため、毛並みさわり心地も動物に近い感じとなっており、 樹脂を裏打ちしてあるため、熱がこもりやすく、抱っこしていると温かみがあります。 内部の骨格は金属製ながら柔軟に変形し、針金と違って曲げた際の戻りや反発もなく、金属疲労で折れることがありません。 全高:約32cm 全幅:約12cm 全長(尻尾含まず):約42~45cm 尻尾: 重量:約1.3kg